各 位

「透明で民主的な公務員制度改革を求める請願」
  署名運動へのご協力に感謝します


 貴組織のご健闘に心から敬意を表します。
 さて、この度の連合と連合官公部門連絡会連名による「透明で民主的な公務員制度改革を求める請願」の署名運動では、ひとかたならぬご協力を賜り、誠にありがとうございました。
 おかげを持ちまして、署名筆数は目標としていた1千万筆を達成し、8月29日現在10,288,657筆を集約することができました。公務員制度改革という国民本位の行政の実現に不可欠の課題について、これだけ多くの署名を集約することができましたのは、連合本部、連合民間構成組織及び各地方連合会のご理解とご協力によるものであり、深く感謝申し上げます。
 「公務員制度改革大綱」は、いま大きな綻びをみせ始めてきています。新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)や日本行政学会等は、不透明な大綱の策定過程やキャリア制度・天下りを問題点として指摘し、大綱の再検討を政府に迫っています。
私たちは、集約された署名簿を秋の臨時国会に提出し、署名に託された1千万人の国民の意思を反映した運動を進める所存です。また、ILO提訴に関わる審議が予定される本年11月の結社の自由委員会での有利な勧告を目指し「国際シンポジウム」の開催など諸対策に取り組むことにしております。
 2003年には、いよいよ国家公務員法・地方公務員法改正法案の国会提出という状況にあり、労働基本権を確立し民主的な公務員制度改革を求める運動は、大きな山場を迎えます。引き続き皆様方の絶大なるご支持・ご協力をお願い申し上げます。
 書面にて大変恐縮ではございますが、署名運動への御礼とさせていただきます。

敬 具

 2002年8月吉日

連合官公部門連絡会   
代表委員 北 岡 勝 征
代表委員 榊 原 長 一
代表委員 石 川 正 幸
代表委員 橋 爪 利昭紀
代表委員 丸 山 建 藏