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労働基本権確立・公務員制度改革

対策本部ニュース

No.160 2003年12月9日

連合官公部門連絡会


連合「公務員制度改革に関する研究会」が発足

 連合「公務員制度改革に関する研究会」(略称:公務員制度研究会)が発足した。連合が行政・労働・法曹の専門家9人に依頼し、研究会を立ち上げたもので、第1回研究会は、11月21日開催され、研究会の座長に西尾勝国際基督教大学教授が就いた。笹森連合会長から「国民本位の民主的な公務員制度の基本的骨格と公務労働関係制度の立法構想」について諮問した。来年3月末をメドに中間報告をとりまとめていただき、民主的な公務員制度実現のために活用することにしている。
 第2回研究会は、12月8日開催された。清水敏早稲田大学教授から「ILO基準と日本の公務労働関係制度」について報告があり、これをもとに意見交換が行われた。第3回は、来年1月8日に開催し、新藤宗幸千葉大学教授から「政府の公務員制度改革の問題点とあるべき公務員制度」について報告を受け、フリー討議を行う予定にしている。

公務員制度研究会の委員は次の通り(あいうえお順)
 金井 利之 東京大学助教授(行政学)
 毛塚 勝利 専修大学教授 (労働法)
 佐藤 英善 早稲田大学教授 (行政法)
 清水  敏 早稲田大学教授(労働法)
 下井 康史 新潟大学助教授(行政法)
 新藤 宗幸 千葉大学教授(行政学)
(座長)西尾 勝 国際基督教大学教授(行政学)
 槙枝 一臣 弁護士
 渡辺  章 東京経済大学教授(労働法)

以上